私が2020年末に楽天経済圏に移行し、11カ月と少々が経過しました。
楽天経済圏の大きな効果を実感するとともに、複数の改悪の発表でショックを受けた11カ月になりました。
今回は、これから楽天経済圏へ移行しようと考えている方に向け、これまでに私が感じたメリットとデメリットについて書きたいと思います。
皆さんが楽天経済圏へ移行する/しないを判断する際の参考になれば幸いです。
もくじ
楽天経済圏とは
銀行、携帯や電気、買い物など、日常利用している様々なサービスを楽天グループに集中させ、そこで貯めたポイントをそれぞれの支払いに活用することです。
メリット
獲得できるポイントが多い!
楽天SPU
楽天市場で買い物する際、ポイント還元率があがる楽天スーパーポイントアップ(SPU)なるものがあります。
例えば楽天モバイルを契約すると、楽天市場でのポイント還元率が+1.0倍(+1.0%)されます。
このように、それぞれのサービスで達成条件を満たしていくことで、最大15.0倍(15.0%)までポイント還元率を上げることが出来るプログラムをSPUと呼んでいます。
私は現在、上表の緑字の条件達成で常時6.5倍(6.5%)の還元が得られています。
例えば10,000円の商品を購入した場合、1%では100ポイント、6.5%なら650ポイントですね。
また、本が欲しい時は楽天ブックス(+0.5倍)を、旅行の予約をするときは楽天トラベル(+1.0倍)をそれぞれ利用すれば、利用した月の倍率をさらに+1.5倍できます。
私は本を一カ月に一冊は読むため、今までのところ毎月7.0倍(7.0%)以上で利用できています。
加えて、キャンペーンも多く、このようなイベント時の買い物でさらにポイント還元率を上げることができます。
例えば、
- お買い物マラソン、楽天スーパーセール+28倍(最大)
- 毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日は+2倍
- 毎月1日は+2倍
- 楽天イーグルス、ヴィッセル神戸、FCバルセロナが勝利した翌日+3倍(最大)
があります。
上記キャンペーン時にうまく買い物をすることで、ポイント還元率の大幅Upが狙えます(^^)
楽天キャッシュ
楽天キャッシュとは、楽天ペイアプリ加盟店で使えるオンライン上の電子マネーです(楽天キャッシュ公式サイト)。
事前に楽天カードからのチャージが必要とひと手間かかる反面、チャージ時に0.5%、支払い時に1.0%のポイント還元があるため、合計で1.5%還元されます。
楽天ペイアプリ加盟店は数多く、楽天ペイや楽天クレジットカードで支払うよりも還元率が良いため、私は積極的に利用しています(^^)
もちろん楽天ポイントカードが使えるお店では、+1.0%(計2.5%)も忘れません!
(参考)私のポイント獲得実績
楽天経済圏移行後の月ごとのポイント獲得実績と通算獲得ポイントは以下の通りです。
私がやっていることは
- 可能な限りキャンペーン時に楽天市場で買い物すること
- 楽天ペイ加盟店では楽天ペイを利用すること
- 楽天市場でふるさと納税をすること
のみです。
移行後11カ月弱で、136,679円相当のポイント還元が得られました(^^)
これについては期待以上の効果を感じることが出来ています!
家計支出(固定費)の削減
通信費がタダ!
思えば学生時代から私を悩ませてきた通信費。通信費がタダになるなんて考えたこともありませんでした。
が、楽天モバイルを利用することで
- 月々のプラン料金が1年タダ
- 1年経過後、1GBまでの利用であれば通信料がタダ
にできました。
私は1GB以上使うことがないので、このプランが継続される限り通信費を払うことが無くなります(^^)
仮に月々のスマホ料金が4,000円だとすると、年間で50,000円近くの支出削減になります!
電気・ガス料金のポイント支払い
せっかく貯めたポイント。有意義に使いたいですよね。
私は、貯蓄の基本はスマホ料金や電気料金などの固定費削減だと考えており、楽天ポイントを固定費の支払いにあてています。
楽天経済圏では、貯めた楽天ポイントを用い、楽天でんきや楽天ガスの料金を支払うことができます。
簡単な設定で毎月勝手にポイントから支払いされるため、
- ポイントの使い道がなく、いつの間にか失効していた
- ポイントの使い道がなく、不要なものを買ってしまった
など、私のような人間にとっての”あるある”防止にも役立っています(^^)
普通預金金利が100倍
三菱UFJ銀行などの普通預金金利は現在0.001%ですが、楽天銀行は0.1%と100倍の金利になっています。
マネーブリッジ:楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス
例えば、100万円の預金がある場合、0.001%だと10円ですが、0.1%だと1,000円になります!
※ここでは簡単のため税金は無視。
いかがでしたでしょうか?
ここまでが私が楽天経済圏に移行してから感じたメリットです。
しかし、良いことばかりではありません。
以下では私が感じたデメリットについて書きます。
デメリット
私が感じたデメリットは「制度変更が多く、先が見通せない」ということです。
以下にその主なものを記載しています!実際はもっと多いです。
SPUのプログラム変更
私が楽天経済圏へ移行してから11カ月で、SPUプログラムの変更が何度か発表されています。
4月1日の変更点
・楽天ゴールドカードを利用して楽天市場で買い物した際の+2倍が対象外
・楽天TV「Rakuten パ・リーグ Special」がSPUの対象外
6月1日の変更点
・楽天でんきがSPUの対象外
4月の変更は私に直接の影響は有りませんでしたが、6月の変更で楽天でんきの+0.5倍がなくなりました。
公共料金支払い時のポイント還元率変更
2021年6月1日から電気やガス、水道料金などを楽天カードで支払った場合のポイント還元率が変更されることになりました。
- 変更前:100円につき1ポイント(1%)
- 変更後:500円につき1ポイント(0.2%)
これらの変更例からわかるように、先々まで安心して同じように使えるサービスではないことが唯一のデメリットだと感じています。
水道料金をカードで支払う方法さいごに
今回は、楽天経済圏移行後11カ月で私が感じたメリットとデメリットについて記しました。
ポイント還元率の高さ、高い預金金利など十分満足できる効果が得られた反面、各種変更が多く、先々が見通せないというデメリットも感じました。
現在はメリットを強く感じているため、楽天経済圏から抜け出そうとは思っていません。が、今後の変更も注視していきたいと思います。
幸いにも変更がある場合は数カ月前にアナウンスされますので、その度に判断をしていけば良いと考えています。
以上、皆さんが楽天経済圏移行を判断する際の参考になれば幸いです。