子どもの教育費をどう貯めるか。親にとって大きな問題の一つですよね。
「自分の親は学資保険で積み立ててくれた」
「パパ友/ママ友が学資保険に入った」
理由は人それぞれですが、私の周りには学資保険を選ぶ人が多いと感じています。
皆さんは子どもの教育費をどうやって貯めてますか?
私は、
- 息子:学資保険
- 娘 :ジュニアNISA
でそれぞれ積み立てしています。
今回は、私が息子と娘で方針を変えた理由(学資保険をやめた理由)について書きたいと思います。
学資保険に入るべきかどうか、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
もくじ
本記事の目的
私が娘の教育費の積み立て方法として、学資保険でなくジュニアNISAを選択した理由について記します。
私が学資保険をやめた理由
学資保険のメリットとデメリット
私は学資保険のメリットとデメリットは以下だと考えています。
メリット
- 強制的に積み立てができる
- 預金するよりも年利が高い(※商品による)
デメリット
- 途中解約すると元本割れする可能性が高い
- 利率が固定されるため、インフレに弱い
息子:学資保険に決めた理由
私が息子の学資保険加入を決めた理由は「お金に余裕があると使ってしまうかもしれない」と考えたためです。
メリットの1.に魅力を感じたわけですね。今でもそれは間違った判断ではなかったと思います。
ただ、今となっては、自分はお金を貯めることが苦手ではないと感じています。
学資保険はオトク?
とあるサイトで2021年の学資保険ランキング1位と紹介されていた商品は
- 月掛保険料は23,623円
- 10歳までの保険料払い込みで返戻率105.8%
- 18歳から4年間、年75万円ずつ合計300万円の受け取り
でした。
約283.5万円を払い込み計300万円を受け取るため、約16.5万円トクと言えますね。
学資保険の年利は?
学資保険を契約するときに返戻率を気にしない人はいないと思います。が、上記保険を年利換算すると0.38%となります。
ジュニアNISAを利用した場合
ここでは、子供の教育費や資産形成を目的としたジュニアNISAについて考えてみます。
ジュニアNISAでは、2023年末まで毎年80万円を上限とした投資に対し、その利益にかかる税金が20歳まで非課税になります。詳しくはコチラ。
私は、15年以上の長期のインデックス投資において、年利3~5%での運用は十分可能だと考えています。
【成果公開】つみたてNISAを26カ月続けた結果 【インデックス投資】投資が怖い人のための本もちろん投資である以上、元本割れリスクはあります。しかし、広く分散されたインデックスファンドを用い、長期で運用すれば、その可能性を下げることができると考えています。
ジュニアNISAのメリットとデメリットは
メリット
- 学資保険よりも高い年利で運用できる可能性がある
- 利益や配当金・分配金にかかる税金が20歳まで非課税
- 2024年1月1日以降であれば、解約しても非課税
デメリット
- 元本割れのリスクがある
だと考えています。
娘:学資保険をやめた理由
以上をふまえ、私の場合は
- 強制的な積み立てにメリットを感じない:自分で貯めることができる
- 学資保険の年利が低い
- ジュニアNISAを利用しないことによる機会損失が大きい
と感じ、娘の教育資金は学資保険で積み立てるのをやめ、ジュニアNISAを選択しました。
息子の学資保険についても解約するかどうか悩みましたが、当時は年利約1.5%であったことから継続しています。
さいごに
今回は、私が娘の教育費積み立てを学資保険ではなく、ジュニアNISAで実施する理由について書きました。
学資保険は
- 強制的に積み立てができる
- 預金よりも年利が高い
というメリットがあります。しかし私は、ジュニアNISAを利用しない機会損失と比べると学資保険のメリットは小さいと感じました。
「教育資金を投資で貯めるなんて嫌だ」と考える人もいるかもしれません。
ただ、私は「学資保険も返戻率を気にする以上、投資と変わらない」と考えるようになりました。
あくまでも個人の考えですが、参考にして頂ける部分が少しでもあれば嬉しいです。
インデックス投資に興味をもった方は、こちらもぜひ見てみて下さい(^^)
【初心者】私が少額で資産運用を始めてから