皆さん、家計簿つけてますか?
家計簿はつけたほうが良いと思っているけど、


といった方に、ぜひ参考にしてもらいたい家計管理方法があります。
そこで今回は、
- 怠けものを自認する私でも続けることができた家計管理の方法
 - メリットとデメリット
 - デメリットに対する考え
 
について書きたいと思います。
もくじ
私の家計簿失敗談
まずは私が失敗した方法についてシェアさせて下さい。
なぜなら以下で提案する方法は、「同じ失敗をしてきた」という方にオススメできるからです。
私の失敗談① 全てを記録する
私が何度もチャレンジし、そのたびに跳ね返されてきたのがこの方法です。
- レシートは必ずもらう
 - レシートがもらえない場合は、携帯・スマホにメモ
 - これらを全てPCで管理
 
この方法の最大の問題点は「手間や時間がかかりすぎる」ということです。

そう思った月は怠けものの私でもできました。
ただ、それが3カ月と続いた試しがありません。
私がこの方法を続けることが出来なかった原因は
- まとめてやろうと思うとレシート・メモが多く、数時間かかる
 - 金額がなぜか合わない。
 
でした。
なかでも2.のストレスは大きく、「レシートは全てとっているはず」、「メモもとったはず」なのになぜか合わない。
時間がかかる+イライラで少しずつ億劫になり、続きませんでした。
私の失敗談② 何度も繰り返す+α

と言っては工夫もなく、ほとぼりが冷めたころに再開するのが私でした。
同じ方法であればまだしも、愚かな私は情報を追加したことがありました。
それは出費に対する消費・浪費・投資の区分です。
当時読んでいた本で、「出費には消費と浪費と投資があり、蓄財には浪費を減らすことが重要」と書いていました。

しかし、私にとってはこれが地獄の入り口でした。
なぜなら、レシート一枚一枚、さらにはそのレシートに書かれている商品一つ一つに対し
「これとこれは投資、これは消費だな。いや、やっぱり浪費かな?」
などと判断しようとしたからです。時間がいくらあっても足りませんでした。
もちろんこれも続きませんでした。
怠けものの私でも続く方法
上記失敗談に「わかるー!」と思って頂いた方にぜひ紹介したいのが、こんな私でも2018年6月から継続することができている以下の方法です。
資産の増減だけを管理
それは「月に1回、資産の増減だけを記録する」という方法です。

着目点は
- 増える傾向か減る傾向か
 
のみです。
一月ごとの増減はあまり気にせず、長期的(例えば半年)に見て、増える傾向か減る傾向かのみを確認しています。
なんてこともない方法ですが、3カ月も続けることが出来なかった私が、この方法で2年半続けることが出来ています。
この方法のメリットは
- レシート/メモ不要
 - 消費・浪費・投資の判断不要
 - 管理時間が大幅に削減
 - 自分の資産が増えているのか、減っているのかがわかる
 
です。やっていただくとわかると思いますが、本当にストレスフリーです。
それに対してのデメリットは
- 資産がなぜ増えたのか、なぜ減ったのかがわからない
 
です。
このデメリットが許容できるかどうかは、家計簿をつける目的によると考えています。
デメリットに対する私の考え
私にとって家計簿をつける目的は
- 節約意識の維持・向上
 - 生活の見直しに対するきっかけ
 - 家族との資産状況の共有
 - 将来設計(子供の進学など)に対する基礎データ
 
です。
節約意識については、どの程度増えているのか(減っているのか)を管理するだけで適切に意識づけられています。
生活見直しのきっかけについては、我が家の将来設計に対して計画通りかどうかを見える化できており、問題を感じていません。
家族との状況共有や将来設計の基礎データに、今月コンビニでいくら使ったなどの情報は不要だと考えています(あって困ることはありませんが)。
一方で、仮に
- 資産が長期的に見て減り続けているが、理由がわからない
 - 資産が思うように増えていかないが、理由がわからない
 
のようなケースが発生した場合は、細かい情報が必要になると思います。
しかし、それはその時に短期間だけ収集すれば良いだけだと思います。
そもそも資産管理を続けなければ、減り続けているか増え続けているかどうかも気づけないので、こちらのデメリットのほうが大きい思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか。私は上記考え方で、家計簿管理の苦しみから脱すことが出来ました。笑
私と同じように何度も挫折したことがあるという方は、ぜひ試してみて下さい。
さいごのさいごに
家庭の資産をより詳細に記録しようと思った場合は、保険や家の現金価値を都度調べる必要があるのかもしれません。
が、私はそこまでこだわって書いていません。例えば、学資保険は単純に今の積立額を書いています。
また、奨学金の返済残額は負債(管理表ではマイナスで記載)として入れています。
自分にとって最低限必要な情報を時間をかけずに管理するという気持ちで、まずは始めてみ、こだわりたい部分が出てきたら対応していくというスタンスで良いと個人的には思います。

