妄想したことありませんか?
「もし7億円当たったら、、、」
私は社会人になって数年間、年末ジャンボを購入しては妄想にふけってました。
結局、この妄想が現実になることはなく
「今日までのワクワクを買ったんだ」
「友達との会話のネタになる」
と自分を慰める結果になりましたが。笑
しかし、そんな私も今となっては宝くじを買わなくなりました。
そこで今回は、私が宝くじ購入をやめるにいたった理由を記したいと思います。
ジャンボ宝くじ
宝くじ公式サイトによると、ジャンボ宝くじは年5回発売されています。
そして、その1等当せん金は驚異の7億円。
下表は2017年第731回年末ジャンボ宝くじの当せん金額、1ユニット2000万枚あたりの当せん本数と当せん確率です。
私のような平均的なサラリーマンが生涯かけて得る賃金の3倍以上を、一度に、また運だけで手にすることができる可能性があります。
ちなみに第731回では1等が17本出たそうです。
「このラッキーが自分のところにこないとは言えない。参加(買い)さえすれば。」
私はそう考え、年末になると意気揚々と宝くじ売り場に並んでいました。
宝くじの期待値
期待値とは「支払った掛け金に対し、いくら戻ってくる見込みか」を計算したものです(詳細はこちら)。
細かい計算方法などは割愛しますが、上の表を用いてこの期待値を計算すると、149.985円≒150円となります。
宝くじは1枚300円なので、平均すると1枚買うごとに約150円損することになります。
150円戻ってくる見込みのものを、300円で買っているとも言えますね。
買うか買わないか
宝くじの期待値が約150円ということが分かりましたが、それでも買う価値があると感じるかどうかは人それぞれだと思います。
年末のワクワク感や当せん番号発表日の緊張感、それらを家族や友人などと共有できるという楽しみにも価値がありますよね。
また、宝くじの収益金が地方自治体の公共事業等に使われているということに価値を感じる人もいるかもしれません。
一方、私はこの事実を知ってから、全くワクワクできず、逆に「もったいないな」と感じるようになりました。
これが私が宝くじを買わなくなった理由です。
皆さんの考えも聞かせてもらえると嬉しいです。