こんにちは!30代理系サラリーマンのLate riserです。
本記事では普通のサラリーマンが5年で資産1000万円を貯めた方法を共有します!
私がやったことは
- お金の勉強をする
- 具体的な目標を決める
- 1か月に1回、自分の資産を確認する
- 投資を始める
- 固定費を削減する
- 継続する
のみです!
今回はそれぞれについて私がやったことについて書きます!
本記事が”これからお金を貯めたいと思っている方”の参考になれば幸いです。
もくじ
資産1000万円達成までの道のり
下の図は私の資産(現金や株の評価額から借金を引いたもの)が約5年でどのように増えたのかを示しています!
2017年3月時点の私の資産は約35万円でした。そこからお金の勉強を始め、2022年7月に1000万円を超えることができました。
今回は私がこの5年間でやったことを共有したいと思います。
資産1000万円到達までにやったこと
1. お金の勉強をする
突然ですが
「なんで投資するの? 」または「なんで投資しないの?」
と聞かれたら何と答えますか?
もし「みんながしているから」や「なんとなくオトクそうだから」または「なんとなく怖いから」の場合、お金に関して書かれた本の読書をオススメします!
なぜなら知らず知らずのうちに自分にとって正しくない(後悔する)選択をしている可能性があるからです!
私もお金の勉強(読書)で、お金に対する考え方を正すことがでました。
一例をあげると、以前は
- 投資は怖いからやらない
- 保険は不安解消のために必要
- 宝くじは夢があるから買ってもいい
などなど、30数年の人生の中で見聞きした偏った情報や印象をもとに判断をしていました。
この考えかたを変えたのが読書です。
ここでは決して「みんな投資をするべき」、「保険や宝くじは全て不要」と言いたいわけではありません。
なぜやるのか/やらないのかを具体的な数字やデータ、自分のライフプランをもとに決めたほうが良い!
読書は私のお金に対する誤った知識や考え方を変えてくれたと思います。
正しい知識を土台に自分にとって正しい判断ができるようになったことが、目標を上回るペースでの蓄財につながっています。
このように、お金に関して書かれた本を読むことで、
- お金が貯まる思考法やコツがわかる
- リスクがどこにあるのか、リスクの取り方のコツがわかる
- 印象や感覚ではなく、数字やデータで判断する方法がわかる
が身につくと思います。
私は冒頭で書いた質問に対して、具体的な数字を使って「やる理由」「やらない理由」を答えることができるようになりました。
これは必要でない支出が消え、真に必要な支出や投資にまわっていることを意味しています。
また、このような考え方は精神面でのメリットも大きいと考えています。
自分にとって必要だと考え、リスクを考慮し納得して選べば、たとえ逆の結果が出ても後悔は小さいと思います。
逆に「みんながやっているからやった」や「なんとなく怖いからやめとこう」の場合はどうでしょう?
参考までに、私がこれまでに読んだ中で特に学びが多かった本を以下に3冊紹介します!
いずれも1000円~1500円程度で買える本です。
学んだ知識を効果的に使えば払った額以上のリターンは得られると思います!
2. 具体的な目標を決める
結論からいうと、私は40歳までに1000万円の資産を作ることを目標としました!
私の経験から、
- 「いつまでに」と「いくらを」が具体的に入っていること
- 数字で説明できる達成可能な目標であること
- 長期の目標の場合、目標を区切ってチェックポイントを作ること
が重要だと思います。
以下は私が目標を決めるプロセスを書いていますが、少し長いので飛ばしてOKです!
考え方の参考にしたい人だけ読んでもらえればと思います!
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私はお金に関して書かれた本を読んだ後、
- なぜお金を貯めたいのか
- いつまでにいくら必要なのか
- どの方法で達成するか
を考えました。
なぜお金を貯めたいのか
もともと心配症の私は「わからないことが怖い」タイプで、老後の生活に対し漠然とした不安がありました。
私がお金を貯める目的は「老後への備え」でした。
いつまでにいくら必要なのか
老後の生活費がいくらあれば安心し、余裕ある生活が送れるかを妻と話し合いました。
そこから将来もらえる(であろう)年金額を引き、平均寿命分をかけた額を65歳までに準備必要なお金としました。式で書くと以下のイメージです。
(生活費)-(年金)=(一か月あたりの不足額)
(一か月あたりの不足額)×12=(1年あたりの不足額)
(1年あたりの不足額)×(平均寿命-65)=(65歳までに準備必要な金額)
これでいつまでにいくら必要かがわかりました。
どの方法で達成するか
退職金のあるケースとないケースの両方を考えましたが、上記の金額は固定費や不要な支出の削減だけでは到達できない金額でした。
ここで初めて株式投資の利用を考えました。上で紹介した書籍にあるように、長期インデックス投資であれば年利3~7%程度のリターンが期待できます。
これを踏まえ、仮に私が毎月一定額を投資し年利4%で運用できた場合、目標の金額が65歳までに準備できることがわかりました。
65歳までに〇〇万円という目標でもいいですが、約30年先の大きな金額の話は現実感がわかず。
また、想定通り進まなかったときに起動修正ができるという意味でもチェックポイントを作るほうが良いと考え、短期的な目標を40歳までに1000万円達成としました。
3. 1か月に1回、自分の資産を確認する
私は、お金の勉強をし、具体的な目標を考えつつ、自分の資産の管理を始めました。
実は私はレシートの管理は一切していません。この方法で何度も挫折したからです。
私が家計管理に期待したいことを改めて考えると、
- 資産が増えているか/減っているのかの確認
これだけわかれば問題ないという結論に達しました。
赤字になった場合、わざわざ自分が何にお金を使っているか全て把握しなくても自然と財布の紐が固くなります。
なので私は毎月1回決まった日に全ての預貯金口座の残高と証券口座の評価額、財布の中身、借金(奨学金)を確認し、それをエクセルファイルで集計しています。
これによって必要な情報を毎月10~15分程度で集計できるようになり、挫折することなく継続できています!
4. 投資を始める
お金や投資の本を読み始めて約半年後、「長期インデックス投資」が自分にあうと考え投資を始めました。
理由は、私のような素人でも再現性高くリターンが得られ、老後資金を含む長期の資産形成ができ、期待できる年利が私の目標と合致していたからです。
はじめて投資した額は11,250円!!
はじめての投資から1か月間は2~3日に1度値動きを見て、自分が想定した動き方と大きくずれていないことを確認しました。
その値動きに慣れながら、自分が許容できる範囲で月あたりの投資額を増やしていきました。
また、額は大きくありませんが個別株への投資もスタートしました。
実際の投資信託(インデックス投資)/個別株の評価額の推移は下図のようになっています。
投資の効果はそこまで大きくない
投資に関してはスタートして約5年で評価額を700万円近くにすることができました。
が、実は投資で得た効果はそこまで大きくありませんでした。
2022年7月時点でのインデックス投資への総投資額と含み益の割合を下の図に示します。
約490万円の評価額に対し自分で投資した額がその85%を占めています。
もちろん長期で投資を継続すれば、複利の力で投資の効果は大きくなっていくと期待できます。が、短期で見ると投資の力よりもお金を貯める力の効果のほうが大きいことがわかります。
投資を利用するかどうか、よく考える
私のこれまでの経験から何か伝えるとすると、
- 投資に対する正しい知識をもつこと → 1. お金の勉強をする
- 自分にとって投資が必要かどうか考えること → 2. 具体的な目標を決める
- 少額からスタートし、徐々に投資額を増やすこと
です。
投資はお金が減るというリスクを避けることはできない!
投資期間を15年以上見たインデックス投資では、過去のデータから投資成績が必ずプラスになることが分かっています。ただし未来のことは誰にもわかりません。
上で見た通り、500万円であれば投資なしでも十分到達可能です。
また、さらに長い期間を見れば1,000万円~2,000万円も不可能ではないと思います。
”いくらをいつまでに、なぜ必要なのか”を考え、投資が必要なら利用するのが正しい姿勢だと思います。
5. 固定費を削減する
上で書いたように、蓄財の初期においては投資の力よりもお金を貯める力の効果が大きそうです。
投資をしてもしなくても「資産を増やす」という意味で、預金(投資)に回せるお金を増やすことが重要です。
と言っても、ドカンと給料が上がることを期待できないサラリーマン。
そんなサラリーマンにとって最も手っ取り早い方法は固定費の削減です!
ここでは私が固定費を削減した方法を共有します!
格安SIMの利用
私は2020年にauから楽天モバイルに変更したことで、年間で約10万円の通信費が削減できました。
私の住んでいる地域では場所によっては通信が不安定になることがありますが、変更して後悔はありません。
変更する瞬間は各種手続きがメンドウですが、一度やったら半永久的に固定費が削減できるため、オススメです!
楽天ポイントで電気/ガス代の支払い
実は私は楽天経済圏でのポイ活で年間12万ポイント以上のポイントを貯めていて、このポイントを電気/ガス代の支払いに充てることで年間10万円以上の固定費削減をしています!
詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください!
月1万円分の不労所得!楽天で年12万ポイントもらう方法 7選! 【楽天でんき】料金をポイントで支払う方法ふるさと納税の利用
皆さんは「ふるさと納税」を利用していますか?
私はふるさと納税でタオルやトイレットペーパー、洗剤、野菜など日常生活で必要不可欠なものを返礼品でもらい支出を減らしています。
これらは厳密には固定費と言いませんが、これによる効果も小さくないため紹介しました。
カニや肉など普段食べれないものをもらうのも魅力的ですが、私はそこをグッとこらえて支出削減を優先しています!
6. 継続する
最後は、ここまで見てきた1~5を継続することです。
ここが一番重要だといっても過言ではないと思います。
私は状況に合わせた投資額の見直しなどはしていますが、完全にStopしたことはありません。
継続するコツは「可能な限り作業を自動化」することです!
例えば私の場合、
- 給与の振り込み口座から投資する分を投資用の口座に自動で移す設定
- 証券口座の積み立て設定を利用し、毎月一定額が自動で投資される設定
- 資産管理において数字を入力すれば自動で前月からの増減がわかるシートの準備
などが思い当たります。
まとめ
本記事では、普通のサラリーマンが約5年で資産35万円から1000万円を達成した方法を書きました。
私が5年間でやったことは
- お金の勉強をする
- 具体的な目標を決める
- 1か月に1回、自分の資産を確認する
- 投資を始める
- 固定費を削減する
- 継続する
だけです。
お金の勉強で得た正しい知識を土台に支出をコントロールし、自分の目標に合わせたリスクをとることで私のようなサラリーマンでも再現性高く目標に近づけると思います。
あとがき
実は、5年前の私は漠然としたお金の不安がありました。
ただただ会社員として働き、無計画に必要だと思うものを買う生活。
お金についてのいろいろな制度やルール、考えかたを知らない。
計画がないから通帳を見るたび「これで大丈夫?」と不安になる。
そんな毎日を大きく変えたのがお金の勉強と、それに基づいた具体的な行動でした!
行動を継続する中で、お金に対する考え方が身につき、将来に向けた具体的な計画を作ることができました。
やるべきことが明確になった結果、不思議なほど漠然とした不安はなくなりました。
結果ももちろん重要ですが、同時に精神面の改善も重要だったと思います。
同じような不安をもっている方が本記事を読んで行動を起こし、問題を解消するきっかけになれば幸いです。